人-環境-作業(P-E-O)モデル
作業遂行とは?
どうも、Occupational Therapist(作業療法士)のYueiです。
作業療法士は支援する「作業遂行」とは何か。
人-環境-作業モデルからお伝えしたいと思います。
May Lawは、人-環境-作業モデル:P-E-Oモデルの中で、人と環境と作業を3つの円で書いています。
※少し見づらいかもしれません(笑)
作業遂行とは3つの円が重なり合う部分、
つまり人、環境、作業の相互交流の結果であることを示し、円の重なりが最大となるとき、作業遂行は最適な状態となるとしています。
どれかひとつの円を強調することなく、
人、環境、作業がすべて同じ大きさで描かれていることも興味深いと思います。
このように、作業遂行とは、単に作業に必要な動作だけを行うことだけをさしているのではなく
人-環境-作業のダイナミックな相互作用をさしているといわれます。
そのため、作業療法士が作業遂行を支援する際に
クライエント自身や、クライエントがおこなう作業、クライエントの所属する環境への働きかけをしています。
この人-環境-作業モデルを例に、僕がブログをおこなうのは理由を書いてみます。
ブログを書くことで、
「人」への働きかけ
⇒このブログを見ていただいてもらってる作業療法士や作業療法士でない方(リハビリテーションに関わる職種やこれからリハビリ職を目指そうとしている方、作業療法を知らない方など)も含めています。
「作業」への働きかけ
⇒作業療法士の方が作業療法という作業をおこなうための知識や理論の提供をブログで書いていきます。
「環境」への働きかけ
⇒作業療法士の所属する文化的・社会的・制度的・物理的な環境で、作業療法士が働きやすくなるように、作業療法とはどんなものか、作業科学とはどんな学問か、書いていこうと思ってます。
自分なりに今の作業療法士と視点を踏まえて書かせていただきました。
文章だけで説明するのは難しいですね(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!