OT YueiのHabil(ハビリ)ブログ

発達特性のある子どもたちに作業療法士として関わっています。作業科学や作業療法、発達特性の理解や支援、発達障がいと栄養の関連性などについて書いていきます。

自閉症と腸内細菌

自閉症と腸内細菌

 

僕がブログで『発達障害と栄養』について書くようになった理由をまとめて書きたいと思います。

 

タイトルの「自閉症と腸内細菌」という記事をインターネットや、本で見るようになったのがきっかけです。

 

 

その記事がこちら⬇

自閉症、腸と脳のつながり明らかに | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

近年、腸内細菌との関連性は注目されています。


自閉スペクトラム症の子どもに限らず、ADHDの子どもにも共通して、何らかの腸内での問題があることが取り上げられています。


そして、腸から吸収される栄養が人の行動や感情に働きかける神経伝達物質のもととなっています。


その神経伝達物質をコントロールするために薬を飲んでる発達障害の子どもは多くいます。


この神経伝達物質に作用する薬は、向精神薬といって、精神科で用いられるような薬のため、即効性がある分、副作用が心配されます。

 

僕は高齢者の入院が主の病院で勤務していた経験がありますが、その入院してる患者さんの中には「うつ病」の既往歴があり、抗うつ薬を常時内服している方でした。

 

その方は抗うつ薬の副作用の影響か、薬剤のパーキンソン二ズム(薬の影響から起こるパーキンソン病に似た症状のこと)が現れていました。

 

こういった方を見ていると、同じ向精神薬である薬を発達障害の子どもに毎日服薬することを僕は勧めたくありません。

子どもの将来が非常に心配です。

 

もちろん、向精神薬を内服しているからといって全ての方に薬剤性のパーキンソン二ズムが現れると限っているわけではありません。


その他にも、発達障害の子は食事に関して偏食が起こりやすいです。
これは、口腔周囲や内側の感覚過敏などの問題や視覚から入る食べ物の形態など、発達障害特有の感覚の問題から起こる特性です。


そのため、偏食によって偏った食事になることで栄養不足を心配する保護者の方は多いのではないでしょうか?


他にも色々な理由があって、「発達障害と栄養」を考えるようになりましたが、


作業療法士としての視点として
子どもに関係なく私たちが毎日おこなう作業
の『食事』は非常に大切であると思います。


これらの

  1. 服薬
  2. 偏食
  3. 栄養状態

などの課題も含めて、腸内細菌の改善がその子にとって良い方向に変わることを期待して、ブログでも書いていこうと思いました。


では、どのようにして腸内細菌の状態を改善するか、具体的な内容や、腸内細菌の改善に加えて摂取した方がいいサプリメントについても書いていこうと思います♪

 

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました!!